こんにちは、バズーカです!
オーストラリアのゴールドコーストで高校留学をしている高校2年生です。
現在、学校のサッカー部とローカルクラブでサッカーをしており週6日サッカー漬けの日々を送っております。
今回は、ローカルクラブの方の試合で乱闘寸前の事件が起きたので紹介していきたいと思います。
【オーストラリアのローカルクラブでの出来事】
毎週金曜日はサッカーの試合日
私は現在、ローカルクラブと学校の部活の両方でサッカーをしているのですが、金曜日には双方のチームで試合があります。
そして、今週の金曜日はいつものようにサッカーの試合があったのですが、ローカルクラブの方の試合で乱闘寸前までいってしまいました。
3度目の因縁の対決
今回の試合では、これまでに練習試合などを含めると3度目の対決でした。
同じ相手に3回も負けるわけにはいかないとコーチなどを含めてチームの士気が上がっていました。
サッカーを経験したことがある人であれば、誰しもが「絶対に負けられない闘い」というのを経験したことがある人も多いでしょうね。
本試合の私のポジション
私は高校の部活とクラブチームの両方に所属しているのですが、ポジションがそれぞれ違います。
学校の部活の方では、左ウィング(FW)をやっています。
また、クラブチームの方では、いつも前半はディフェンスをやっていて、後半からはゴールドキーパーを任されています。
なぜ前半と後半でポジションが違うのか
私はクラブチームの方では元々ディフェンスを任されていました。
しかし、私のチームのゴールキーパーが上手ではなく、いくら得点を量産しても失点が多いので、負けてしまうことがチームの問題となっていました。
そこで、日本にいた頃にゴールキーパーの経験があった私が、試合の半分はゴールキーパーをするという方針になったのです。
ゴールキーパーとしてフル出場することに
前回の試合で前半に出場していたゴールキーパーが下手くそすぎたため、前半に5失点もしてしまいました。
私が後半から出場し無失点で抑えたのですが、5点もの差を埋めることは難しく最終的には5-2で負けてしまいました。
というわけなので、今回は私が前半からゴールキーパーをやることになりました。
試合前半は強敵相手に大健闘
いよいよ前半戦がスタートです。
チームの士気が高く、私もゴールキーパーとして頑張ったこともあり、リーグ首位の相手と互角の試合を繰り広げていました。
【恐ろしい後半の始まり】
顔面を蹴られ怪我
後半はいろいろな意味で恐怖と悲劇でした。
まず、私の顔面をスパイクで蹴られてしまい(故意ではない)、鼻と目の当たりから出血してしまい審判に交代しろと言われました。
しかし、もし私が退場してしまうと、前回の試合で前半だけで5失点も許した弱いキーパーが代わりに出場することになります。
チームメイトはそれだけは阻止したいということで、なんとか出血を止めようと歩み寄ってくれました。
幸いにも、目にスパイクのクリーツが入らなかったため出場し続けることができました。
治安が悪い地区との対戦
クラブチームでは、その地域のサッカークラブであるため、治安のあまり良くない地域では選手もガラの悪い人たちが多いです。
アウェイで謎の反則判定
後半戦では相手の乱暴なプレーに圧倒されるようになりました。
そして、謎の反則を取られてしまったのです。
私がボールをキャッチして味方に蹴る時に、ペナルティエリア内からボールを持ったまま出ているとして審判がフラッグを挙げました。
私はキーパー人生でそんなことでフラッグを挙げられたのは初めてでした。
アウェイだったこともあり審判も相手側に寄っていたのだと思います。
その判定に不満を持ち審判に言い寄ったのですが、結局判定は覆らず、ゴールポストにかなり近い位置でフリーキックを取られてしまいました。
相手のフリーキックは壁のしたをすり抜け決められてしまいました。
試合は2-1となってしまいました。
立て続けにゴールを決められる
先ほどの得点により相手チームは段々と勢いにのっていきました。
そして後半戦中盤、相手のクロスからのボールを一度は弾いたのですが、弾いたボールをそのままダイレクトシュートで決められてしまい、スコアは3-2となってしまいました。
とうとう引き分けに
その後も、相手のファウルがどんどん増え続け「いつ終わるんだ、早く終わって欲しい」と思っていました。
相手のプレーの荒さやサポーターの暴言に完全に飲まれてしまったのです。
そして、とうとう試合時間残り1分で意味のわからないPKを審判に取られてしまいました。
そのペナルティキックを決められてしまい、最終的に3-3の同点になってしまいました。
相手はかなり喜んでしまいましたが、私のチームは絶望感が漂っていました。
前半に強豪相手に2-0勝利していたのにもかかわらず、2つの反則により2失点をしてしまい最終的に引き分けまで追い込まれてしまったのです。
悲しい試合結果
試合が終わった後には、引き分けの試合結果に悔しくて倒れこんでた私のところに向こうのチームメイトが寄って来て「鼻とか大丈夫だった?」と言ってくれました。
私は暴言とか喧嘩をするタイプではなかったので、しっかりと謝罪しにきてくれたのです。
でも、もうあのチームとは金輪際、試合をやりたくないです…
実は来週の試合相手もなかなか乱暴なエリアのチームなんです。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
オーストラリアでも治安が悪い地域などがあり、サッカーのクラブチームの雰囲気でそれが結構分かります。
皆さんも、オーストラリアに留学した際には、現地のスポーツチームに所属してみて、リアルなオーストラリアライフを肌で体感してみて下さい!