こんにちは、バズーカです!
現在、オーストラリアの現地高校に通っている、高校2年生です。
皆さんは海外の数学は日本より遅れていると聞いたことがありませんか?
そこで今回は、日本とオーストラリアの両方の高校を経験した私が、オーストラリアの数学レベルについて書いていきたいと思います!
【オーストラリアの数学は日本より遅れている】
日本人ならば大丈夫?
一般的にアメリカをはじめとする欧米諸国の数学は、日本よりも1年ほど遅れていると言われています。
だからオーストラリアの数学も日本人には簡単なのでしょうか?
しかし、高校留学をするということは日本で高校3年間を過ごした人はまずいないでしょう。
日本人だからといってオーストラリアの数学についていける保証は一切ないのです。
公立か私立かでも大きく異なる
日本の公立中学か私立中学、どちらの中学に通っていたかでも大きく変わってくるでしょう。
例えば日本の私立中学に通っていたA君は、三角関数ぐらいまでをカリキュラムで学ぶことになります。
オーストラリアでは高校1年生の時に三角関数をやるので余裕でカバーできます。
しかし、公立中学に通っていたいた人は、三角関数という新しい単元を英語で学ぶことになるので、数学が苦手な人にとってはかなり大変かもしれませんね。
私立中学に通っていた学生も、高校2年生になると三角関数のグラフや微積も学習することになるので勉強しなければ段々とついていけなくなるかもしれません。
というわけなので、私立中学に通っていた生徒は1年間のアドバンテージがあるのです。
・欧米諸国の数学は日本より約1年間遅れている
・私立中学に通っていれば1年間のアドバンテージがある
英語という壁
オーストラリアで数学を学ぶということは授業は当然英語です。
皆さんが、これまで学んでいた足し算や掛け算などの言い方も全て英語で理解していく必要があるのです。
それに加えて、英語で授業の説明をされるのでわからないまま進んで行く可能性があるのです。
つまり、何が言いたいかというと日本で数学が得意であった人であれば、どんどん自分で予習をしておいたほうが良いということです。
私自身も最初は何もかも英語で非常に困惑したのを覚えています。
ですが、最初は難しくても段々と用語を覚えていくようになるので、今分からないことがあっても安心してください!
日本の数学参考書は必需品
海外で数学を学ぶ際には、日本の参考書を持っておくのはマストです。
もし何を持って来ればわからないという方は、最低でも1-Aから2-Bのチャートかフォーカスゴールドの分厚いやつを2冊持って来ましょう。
3-Cは理系の人は必要になってくる場合があります。
自分はそれに加えて4STEPという問題集を使っています。
実際の参考書
私が実際に使用していた参考書はこちらの記事に詳しく記載しているので、是非参考にしてみてください!(2020年6月 追記)
私は高校1年生の1学期まで日本の私立高校にいたので三角関数の合成やグラフ、数列を習っていました。オーストラリアの高校では、2年生でそれらを習いました!
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【オーストラリア数学模試の結果】
オーストラリアにも模試がある
オーストラリアでも日本と同様に、数学や英語の模試があります。
私の学校で受けているのは、UNSW Globalという模試で、ニューサウス・ウェールズ大学が開発している模試です。
TOP11%で全校生徒の前で表彰
そして、この前の数学模試で、オーストラリア国内のトップ11%に入ったというわけで学校で表彰をされました。
どの基準で表彰されるのかは忘れましたが、全校生徒の前で名前を呼ばれ後で賞状を渡されます。
数学はこんな成績でしたが、当然英語の成績は壊滅的でした。
私がオーストラリア人と英語で戦って、勝てる日はこないでしょう(笑)
まあでも、11%は1万人受験者がいたら1000人の中にも入っていないので、決して高いわけではないのですが…
そこは英語のdisadvantageというのを考慮して少しは喜びたいと思います、、、、
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
欧米諸国の数学は確かに遅れていますが、日本で数学が苦手な人にとってはついていけなくなる可能性があります。
なぜなら、オーストラリアの数学はレベルが簡単というわけではなく、ただ単に遅れているだけなのです。
もしこれから、留学を考えている人は数学の参考書は必ず持って行き、分からない時には予習復習をしっかりと取り組んでいくようにしましょう!