どうも、バズーカです!
帰国生入試では、試験を受ける前に書類審査があります。
TOEICやTOEFL、SATなどの統一試験の点数や学校の成績書類など様々です。
2020年の明治大学の帰国生入試要項を見てみたのですが、法学部しか受験できる学部がなく、志望理由書の提出があるか定かではありません。
ただ、毎年状況は変わるので来年再来年に復活した際に何か役に立てばと思い記事にします。
そこで今回は、私が受験生の時に明治大学の帰国生入試の一次審査を合格した際の志望理由書を大公開したいと思います。
これから、明治大学を受験しようと考えている方は是非参考にして下さい。
【明治大学 国際日本学部】
国際日本学部は偏差値が最も高い学部の1つ
旺文社のパスナビによれば、明治大学の国際日本学部は偏差値が62.5~67.5と経営学部と共に最も高く看板学部となっております。
また、2008年に新設された学部で比較的新しい学部です。
週6回の英語授業や生徒の2割が外国人留学生など、帰国してからも英語力を維持する上で良さそうな環境ですね!
今回の志望理由書は国際日本学部のものですが、他の学部でも書き方など共通するところもあると思うので、是非参考にしてみて下さい。
2020年度の帰国生入試要項を見てみると、現在は法学部のみしか受け付けていないそうです。帰国生入試が数年前よりかなり狭き門になっているので、準備する期間が十分に必要になるでしょう。
絶対に書類審査は通過しましょう!
志望理由書の形式(字数制限は?)
当時の志望理由書は、設問があり下の回答欄がマス目式でした。
文字数は800文字で、なぜその学部を志望するかの1問だけでした。
それでは実際の志望理由書を見ていきましょう。
【実際の志望理由書】
私が書いた実際の志望理由書なのですが、今見ると文章が下手な箇所もあり何言ってんだって思う点もあるかと思いますが、そこはご容赦ください。
志望理由書の「です、ます調」か「だ、である調」はどちらでも良いと思います。
私が就活していた際も、「だ、である」は偉そうだからやめたほうがいいみたいな噂も就活中聞きましたが、結局ESは「だ、である」調で書き、ほとんど通過していたのでそこはどっちでも問題ないかと思います。
ただ一つ注意してほしいのが、統一して下さい!たまに見返すと混ざっていることがあります。親や塾の先生など、出来上がったら第3者に見せるようにしましょう。
では、実際の志望理由書がこちらです。
志望する理由
貴校の国際日本学部を志望した理由は、日本を国際の視点から見つめ直し、その魅力を再発見し世界に発信するという理念に深く共感をしたからだ。外国での生活により日本で気づくことの出来なかった素晴らしい日本文化を複眼的な視点で見ることが可能になった。
私は世界遺産に興味があり、将来はそれに深く携わっているユネスコで働きたいと思っていた。和食が無形文化遺産に登録され世界で注目されたが、留学しその良さを実感するようになった。和食は健康的な食事というだけでなく、日本人同士の文化的交流がみられる。正月行事にその一典型を見ることが可能だ。日本人は御節料理という独自の習慣を持ち、それを食し新年を祝う。この日本で当たり前の習慣がオーストラリアには存在しなかったのだ。だがユネスコの本来の登録の意図は危機に瀕する文化の保護であり、日本特有の文化である御節や郷土料理を食す人の減小で消えかかっていることを暗に示していた。
しかし、世界遺産に登録され海外でも広く認知されることにより、外国人だけでなく日本人も和食に再び関心を持ち日本の伝統文化を守っていこうという行動に繋がった。オーストラリアでの留学により食事にも日本独自の魅力が存在していたことを発見したが、まだまだ気付いていない日本が世界に誇れる文化が存在しているはずである。
貴校で行いたい研究は日本文化の世界への発信方法だ。世界遺産への登録も有効な手段の一つだが、文化が「危機に瀕する」前に日本人が世界の人に伝えていく必要がある。日本文化・思想研究領域では日本人の思想や哲学、伝統文化などから日本人の本質を知り、世界へ発信する能力を学ぶことができる。また英語研究領域では日本人のための効果的な英語教育の在り方を研究し、言葉の壁を乗り越える方法を模索したい。そして将来は和食のような守っていかなければならない文化の保全活動などに取り組みたいと思う。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
この文章を見て、こんなんでいいのかと思っていただければ幸いです。
この記事を見ている帰国生の方は、どこに留学しているか分からないですが、皆さんの国でも日本との違いなどについて考えたことはあるはずです。
そういったところから、切り口を探して書き始めるというのも一つの手ですね。
それと、繰り返しになりますが一度書き上げたら第3者に絶対に見せましょう!