高校留学で人生を変えたバズーカLIFE

2012年~2015年までの高校3年間をゴールドコーストで過ごす。 留学したきっかけは、日本の高校を退学になってしまったため。 しかし、留学して人生一変。高校卒業後は早稲田大学に入学し、現在は日系大手に勤める社会人。 当ブログでは留学体験談や帰国子女入試対策、海外旅行記に関して書いていきます!

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オーストラリアでパスポートを紛失!意外な方法で戻ってきた話

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オーストラリアの高校を11月末に卒業し、オーストラリア東半周を巡る旅をしていた時のことです。

タスマニアという島に到着し、旅行中にパスポートがない⁉ことに気づいたのです。

オーストラリアはスリもほとんどないので、なぜ手元にパスポートが見当たらないのかと焦り始めてパニックになりました。

しかし、ある意外な方法を取ったことで、車で2時間以上も離れたところから、その日の内に無事戻ってきたのです!

今回は、オーストラリアでパスポートを紛失した際に、どうやって取り戻すことができたのか書いていきたいと思います!

 

 

タスマニア旅行】

私は高校卒業後の2週間、オーストラリアの東半周を巡る旅をしていました。

そして、目的地であるオーストラリア最南端の島タスマニアメルボルンから飛行機で向かいました。

 

タスマニアでは2都市に滞在

タスマニアは大きく2つの都市があります。

ホバート(Hobart)とロンセストン(Launceston)という2都市で、車でだいたい2時間半ぐらい、離れた場所に位置しています。

4 Day East Coast Launceston To Hobart Tour » Book Small Group ...

タスマニアは北海道の面積よりも少し小さいぐらいと言われています。

この旅行ではメルボルンから飛行機でホバートに向かい、ホバートで最初に2泊し、それからロンセストンでは3泊する予定でした。

今回、タスマニアを旅行行程に含めた理由としては、タスマニアは島自体が世界遺産に登録されており、その他にも世界遺産のポート・アーサーやクレイドルマウンテンなどを観光したかったからです!

 

【パスポートがない⁉】

気付いたのはバスで移動してから2時間半後

私はホバートからロンセストンまで直通のバスを使い、約2時間半かけてロンセストンまで行きました。

しかし、バスが到着してすぐにロンセストンのバス停で荷物の確認をしていたところ、パスポートがないことに気づいたのです。

カバンやリュックの中をいくら探しても見つからないのです!

現在、旅行中でパスポートがないと飛行機に乗れないし、タスマニアなんてパスポートの紛失手続きをする日本大使館とかあるのか!?とか色々なことを考えてしまいパニックになりました。

 

まさか、ホバートに置いてきた!?

すぐに乗ってきたバスを確認しましたが、ありませんでした。

ということは、ホバートに置いてきた以外に考えられないのです!

というわけで、私はまずホバートで滞在していたホテルのスタッフに電話して、部屋にパスポートがないか確認してもらいました。

しかし、そのホテルはバックパッカー用の格安ホテルで対応も不親切でした。

「確認してみるわ~」と言ってから1時間経っても返信が返ってきませんでした。

待てど暮らせど返信がこないので、こっちから再度電話したところ、なんと私のパスポートがあったというのです!

しかし、ここまでバスで2時間半かけて来て、またとんぼ返りするのは非常に面倒くさいので、何とかいい方法はないかとパスポートを取り戻す方法を模索しました。

 

バスでパスポートを運んでもらう

またバスで往復5時間かけてホバートへ取りに行くのは体力的と金銭面的にかなりキツかったので、ここまで持ってきてもらう方法はないかと考えました。

そこで、まずバス会社の人に「パスポートをホバートに忘れてきてしまったんですけど、もしパスポートをホバートのバス停まで持ってきたら、次の便でここまで持ってきてくれますか?」と聞きました。

すると、片道料金を支払ってくれれば大丈夫と言われました。

片道料金は2000円ぐらいでしたが、パスポートを取り戻す為ならしょうがないです。

 

ホテルのスタッフが非常に不親切

ホバートのバス停までパスポートを運びさえすれば、2時間半かけて次の便のバスで持ってきてくれるということでした。

そこで、バス停とパスポートを置いてきたホテルが徒歩5分ぐらいの距離だったので、もしかしたら届けてくれるんではないかと思い、早速ホテルのスタッフに電話しました。

「先ほどのパスポートの件なんですけど、すぐ近くのバス停まで届けてくれませんか?」と聞きました。

すると、その時は「大丈夫です」と返答してくれました。

しかし、パスポートがあるかどうか確認してくれと言った時も全然連絡をよこさないテキトーな対応をされたので、今回も完全に信用はしていませんでした。

そして案の定、また1時間後に電話し「届けてくれましたか?」と聞くと、「今日は誰も届けられない」と言われました。

「は!? だったら、連絡してくれよ」とホテルの対応に非常に腹が立ちました。

ダメならダメってすぐ連絡して欲しいし徒歩5分なので絶対行けるはずです。

ホテルからバス停まで届けられれば、助かったのに…

私は絶望しました。やっぱり、もう諦めるしかないのかな…

と思いバス会社の人に「すいません、やっぱり無理そうなのでここからホバートまで往復のチケットを下さい」と言ったら、まさかの展開が起こりました。

 

【意外な方法で無事戻ってきた!】

タクシーの意外な使い方

私がバス会社の人に往復のチケットを頼もうとすると、「タクシー会社がもしかしたらバス停までパスポートを届けてくれるかもよ?」と言われました。

タクシー会社って、モノを運んでくれるのかな?とか思いながら、インターネットでタスマニアのタクシー会社に電話しました。

そしたらなんと、「わかりました、それではクレジットカードから引き落としになるので番号を教えてください。支払いが完了がしましたらすぐにホテルからバス停までお届けします」と要望に応じてくれたのです!

これでやっと、パスポートが戻ってくると本当に安心しました。

 

パスポートの紛失に気付いてから6時間後に戻ってくる

そして、最終的にタクシー会社がホテルからバス停までパスポートを運び、バス会社がホバート➡ロンセストンの最終便のバスで無事届けに来てくれたのです!

私はバスの運転手に、「パスポートを無くすなんて慌てたでしょ?良く戻ってきたね(笑)」と言われました。

いろいろハプニングがありましたが無事戻ってきて良かったです。

ちなみに、タクシーが1000円でバスが2000円だったのでトータル3000円ぐらいかかってしまいました。勉強代ですね…

 

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

今回は、ホテルに電話してパスポートの場所が分かっていたので、バスとそれからタクシーという意外な方法を用いて届けてもらうことに成功しました。

オーストラリアは基本的に人が優しいので、いろんな人が助けてくれたことで無事帰ってきたと思います。

万が一パスポートを紛失してしまったら、まずはどうやったら戻ってくるか考え、すぐに行動することが重要だなと勉強になりました。

色々と大変でしたが、「そういえば何から何まで全部電話で交渉してきたけど、3年の高校留学で本当に英語成長したな」と実感した1日でもありました。

今後は、こういったことがないように肌身離さずパスポートを持ち歩きたいと思います。

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