高校留学で人生を変えたバズーカLIFE

2012年~2015年までの高校3年間をゴールドコーストで過ごす。 留学したきっかけは、日本の高校を退学になってしまったため。 しかし、留学して人生一変。高校卒業後は早稲田大学に入学し、現在は日系大手に勤める社会人。 当ブログでは留学体験談や帰国子女入試対策、海外旅行記に関して書いていきます!

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高校をやめて僅か一か月後に留学【準備ゼロでも大丈夫?】

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こんばんは、バズーカです!

前回の記事で、高校を退学になってしまった経緯を詳しく紹介しました。

 

私の場合、前々から高校留学を入念に準備していたわけではなく、高校を退学になってしまったがために留学を決意したという特殊な状況でした。

今回は、高校を退学してから僅か1か月でどうやってオーストラリアの高校に留学したのか?といったものを紹介していきたいと思います。

 

 

【テキトーに決めた留学斡旋会社で大失敗】

 留学斡旋会社の詐欺にあう

これは、以前紹介したことがありますが、私は高校留学をしてすぐに劣悪な環境で生活しなければならないという大失敗をしてしまいました。

詳しくはこちらの記事に書いてあります。

 

私は当時、高校を退学になり、残された道は都立高校の編入しかないと考えていました。

しかし、そんな悩んでいる時に親戚の助言もありオーストラリアの高校に留学をするという大きな方向転換をしたのです。

ただ、家族の中で誰も高校留学を経験した人などおらず、右も左も分からない状態だったために、まずは「オーストラリア 高校留学」とGoogleで検索して、留学斡旋会社の話を聞きに行くことにしました。

これが、大きな失敗だったのです…

そして、初めて話を聞きに行った留学斡旋会社の上手い話に乗せられて、なんと他の留学斡旋会社に一切相談に行かず、そこで留学の手続きをお願いしてしまったのです。

 

結論:1か月後でも留学はできる

結論から言ってしまえば、留学を決断した翌月から現地の高校に通い始めることは可能です。

ただ、私は1つの留学斡旋会社の話しか聞かなかったがために、留学してから非常に辛い思いをしました。

辛い思いとは具体的にいうと、

・オーストラリアの高校なのにアジア人率が99%ぐらいであったこと

・相場よりかなり高い学費を支払っていたこと

・ホストファミリーが無関心で会話が一切ないこと

などなど、問題を挙げて行ったらキリがないです…

なので留学すると決めた方は、絶対に複数のエージェントに相談しましょう!

これさえ守れば、1か月後には海外の高校という全く別の景色を見ることもできるのです。

 

ESLというシステム】

実際に、1か月後にオーストラリアの高校でもアメリカの高校でも全く英語の喋れない留学生が入学することは可能です!

オーストリアは移民の国なので留学生の数が非常に多いです。

なので全部の高校にあるわけではないですが、ESLという英語準備期間コースが高校に併設されている場合が多く、そこである程度英語を習得したら、オーストラリアの現地の高校生と混じって授業を受けることが可能になります。

なので、いきなり現地の高校生と一緒になって授業を受けるということはほぼないので安心してください!

 

ESL(英語準備コース)の期間ってどれくらい?

英語力にもよりますが、私のいた高校だとESLの準備期間は、TOEIC300点ぐらいの人が留学した場合、大体半年~1年ぐらいが目安になります。

オーストラリアの高校では当然、数学や物理などの授業も英語で受講しなければいけないため、行ってすぐにはオーストラリアの高校と混じるのは厳しいです。

ただ、ESLがない高校もあるのでいきなり現地の高校に混じって厳しい環境で自分の英語を極めたいという方はできなくはないです。

そういった高校は事前にIELTSやTOEFLなどの基準点を設けている所もあります。

 

1年のずれ(留年)は覚悟しよう

というわけで、一般的には普通の日本の高校生が留学しようと思った場合にはまずESLクラスで準備期間に入るため、1年間のずれは覚悟しておいてください。

実質的には高校留年という形ですが、私の経験上留学してたから1年ずれたといえば大抵の人は理解してくれるので恥ずかしくもなんともないです。

私も高校生で1年遅れるなんて…と最初は思っていましたが、大学に入ったら2浪の人とか沢山いるので、学年のずれというものは人生において微々たるものです。

それよりも、もし日本の高校に進学してから、留学をしたいと思ったのであればすぐにでも行かないと手遅れになります。

 

【遅くとも高2までには留学しよう】

手遅れになる2つの理由

もし、高校留学をして海外の高校を卒業したいと思っているのであれば、遅くとも高校2年生になるまでに留学しましょう。

なぜ高校2年生までに行かなければ手遅れになってしまうのか2つの理由があります。

 

もしかしたら2学年、留年する可能性がある

高校2年生までに留学しなければ、2学年留年する可能性があります。

先ほども述べたように、ESLを卒業できる期間は人によってバラバラです。

現地の生活に最初慣れずに英語もなかなか上達しなかったりすれば、ESL卒業まで時間がかかってしまいます。

高2で留学した場合、もしも留学前に英語力が高くてESLを半年で卒業できたとしても、高1に編入するのが一般的なのでどうやっても2学年ぐらい遅れてしまいます。

なので、早めに行かなければ2学年遅れてしまうということは全然あり得るのです!

オーストラリアの高校ではYear10からYear11に上がる際に、選択科目や授業レベルが上がるなどシステムが1年間で異なるのでYear10(高校1年生)からやらなければならないのです。

 

帰国生入試が受けられなくなるかも

日本の大学を受ける場合に、帰国生入試を受けることになると思いますが、各大学は海外で最低2年の教育を受けることを受験資格としています。

もし、英語力が非常に高くて高校2年生でいきなり編入できたとしても、卒業までに2年間在籍できないかもしれません。

そうした場合に、海外の大学に進学するのであればまた別ですが、日本の大学に帰国生入試で受験する資格を失ってしまいます。

以上の2つの理由から遅くとも高校2年生までに留学しておくというのがベストでしょう。

 

【私の留学までの時系列】

2012年7月末 日本の高校を退学になる

2012年8月  留学斡旋会社に相談&留学を決める

2012年9月  シドニーの高校に留学(劣悪な環境で過ごす)

2013年7月  留学斡旋会社を変え、ゴールドコーストの高校に転校

2015年12月  ゴールドコーストの高校を卒業 

 

私が日本の高校からオーストラリアに留学するまでの時系列はこのような感じです。

 

【まとめ&今すぐに留学しよう】

いかがでしたでしょうか?

私は留学を決断するまでに1か月しか時間がなく、留学斡旋会社に騙されたりと失敗もしてしまいました。

しかし、最終的には非常に充実した留学生活を終えることができたので皆さんも高校時代に留学したい!と思ったのであれば遅くとも高校2年生までに留学しましょう。

日本での準備期間はいりません!

そんなことをしているよりも、実際に現地に飛び込んで色々と失敗を経験した方がよっぽど成長できると思うので、当たって砕けろという意気込みで海外に飛び立ちましょう!

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