高校留学で人生を変えたバズーカLIFE

2012年~2015年までの高校3年間をゴールドコーストで過ごす。 留学したきっかけは、日本の高校を退学になってしまったため。 しかし、留学して人生一変。高校卒業後は早稲田大学に入学し、現在は日系大手に勤める社会人。 当ブログでは留学体験談や帰国子女入試対策、海外旅行記に関して書いていきます!

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どうも、バズーカです!

なんと、前回の投稿が20年5月26日だったので、約1年以上も更新しておりませんでした。

世の中はコロナの影響で様変わりしましたが、まさか1年経った今でも収束の兆しが見えないままこの状況が続くとは思ってもいませんでしたね。

私は昨年、早稲田大学を卒業して日系の大手企業に入社をしたのですが、早くも社会人1年目が終わりました。

社会人として1年間過ごしてみて、今の現状や将来への不安など思うことが沢山あります。

久しぶりではありますが今回は少しばかりそんな思いを綴っていこうと思います。

 

ちなみにですが、ブログは更新していなかったものの、気が向いた時に過去記事の編集やデザイン変更などをしておりました。

そして、なんと昨年11月にGoogle Adsenceに無事合格しておりました。

私のブログが公式に認めて頂いたような気がして、非常に嬉しいです。合格までのステップなどもいずれ記事にできればと考えております。

それでは本題に入っていきましょう。 

 

 

入社して環境が大きく変わる

地方配属は辛い

I consider myself a country girl. – Jitsuyo Eikaiwa

まず、会社に入社してから一番変わったのは環境です。

私は東京で生まれ育った都会っ子(高校3年間はオーストラリア)だったのですが、関西に本社を置く企業に就職しました。

そのため、昨年の4月からは関西圏にある会社の寮に入り、初めての1人暮らし、そして地方での生活がスタートしました。

オーストラリアの高校時代も単身で留学し最初は1人でしたが、ホストファミリーと生活していたり、高校の友人もいたのであまり孤独感は感じませんでした。

しかし、地方での生活は想像以上に辛いものです。

私の友人や大学時代の同期は就職しても首都圏配属の人がほとんどで、私だけが完全に離れ離れになってしまいました。

 

地方配属からのさらなる地方配属

A Message To The Guy Who Can't Be Alone | by Annie Tanasugarn, PhD |  Armchair Analyst | Medium

私の場合、社会人1年目で2度転勤することになりました。

会社での研修が終わった後、本配属が地方の営業所だったため、入社して半年後にはさらに西の地方都市へ転勤することになりました。

東京からはますます遠ざかっていきます…

 

会社と家の往復だけ

社会人になるとただでさえコミュニティや人間関係が狭くなると聞いてはいましたが、私の場合も気が付いたら会社と自宅の往復をするだけの生活になってしまいました。

このままではまずいと思い、学生時代にアメリカンフットボールをしていたので社会人になって再開しようと体験にも参加してみました。

しかし、試合の度に遠征する必要があったり、活動するのに結構な費用が掛かってしまうことや日曜日が丸一日潰れてしまうなどの理由で結局入部には至りませんでした。

地方配属はそういったところにもデメリットがあるのだなと痛感しました。

結局、入社して1年が経ちましたが、友達も一切できず、日々つまらない日常を過ごしております。

 

日本の大企業のメリット・デメリット

大企業は転勤や単身赴任が当たり前なの?中小企業は? | 東京の転勤者・単身赴任者向け賃貸は転勤東京.com

私は就活では学歴・体育会系・帰国子女を武器に、複数の大手企業から内定をもらうことができました。

今思えば、東京の企業にしとけば良かったなど、就活に対しての後悔は結構あります。

誰もが知るような大企業に入社してみてメリットとデメリットのどちらもあるなと感じたので、それについて説明していきます。

メリット

福利厚生と安定

5 Key Benefits for Small and Medium Businesses Moving to Public Cloud –  Connected IT Blog

一番は福利厚生と安定ではないでしょうか。

最近はコロナでの失業や生活が困窮しているというニュースをよく見かけます。私が勤める企業も業績は落ちていますが、給料やボーナスの支給額は変わっていません。そういった将来的な安定性というのは、大企業にはあるのかもしれないです。

また、住宅補助カフェテリアプランといった福利厚生が手厚いところも大手企業のいい所ではないでしょうか。私も家賃の8割ぐらいは会社が負担してくれております。

海外勤務の機会が割と多くある

Keep it quiet: business travel is the best way to see the world | Financial  Times

これは業界にもよるかもしれないですが、大手企業では海外に行くチャンスがあります。

私は将来的には海外駐在したいと考えていたため、そういった機会が多い会社を最終的な入社理由としました。

実際に私の会社の場合では、早ければ5年目ぐらいで海外駐在することができ、出張程度であれば若いうちからも機会が多くあります。現在はコロナでかなり抑制されてしまっていますが…

そういった若手から海外で働くチャンスは大手企業の特権ではないでしょうか。

周囲からの目

Alberta Business Family Institute (ABFI) | Alberta School of Business

やっぱり何だかんだ、大企業のメリットはこれですかね…

家族や親戚は聞いたことがあるような大手企業だと安心しますし、喜んでくれます。

また、クレジットカードの審査なども通りやすくなり、カード限度額も社会人になった瞬間に大幅にUPしたりします。

大企業というステータスは想像以上に、周囲から向けられる目が変わります。

 

最近はベンチャー企業への就職や起業なども流行ってはいますが、どうしても日本人は聞いたことのない会社や起業します!といった人達に向ける目線は冷ややかです。

ただ、メルカリやBASE、楽天といったメガベンチャー企業はそういった人達が創り上げ巨大企業へと成長させているんですけどね。

 

デメリット

大企業といえどサラリーマンの給料はたかが知れている

Learning From Tokyo | SPUR

大手企業の平均年収は、基本的に日本人の平均年収約400万円よりは遥かに高いです。

しかし、メガバンクや総合商社に勤めている会社員でも年収1000万円台となります。これは世間的に見れば、かなり高水準かと思います。

 

ただ、日本は先進国の中で裕福な方なのかと言われればそうではありません。下記は世界各国の平均年収を示したものですが、そこまで高くないことが分かるのではないでしょうか。

アメリカだと有名な大学を卒業すれば、新卒でも年収1000万越えは珍しくないです。

ただ、日本企業の場合は高学歴だろうが低学歴だろうが初任給はだいたい20万円程度で他の人と変わらないのです。そこから税金などが引かれ、手取りの支給額は10数万円だったので、これならアルバイト時代の方が稼げてたわ、なんて思ったこともあります。

世界の平均年収ランキング!日本の平均年収は世界と比較すると? | 英語・海外あれこれ

 

また、残念ながら私の周りの帰国子女の友人達は、普通のサラリーマン家庭出身の人はあまりいませんでした。(一番ヤバかったのは父親の年収が数十億円の御曹司でした・・・)

大企業に勤めれば、人並み以上の安定した生活は手にすることができるかもしれないです。

でも、フェラーリやランボルギーニといった高級車を乗り回したり、子供を長期留学に行かせたり、ファーストクラスに普通に搭乗できたりするようなお金持ちには大企業のサラリーマンでは難しいというのを会社に入り痛感しました。

自由な時間がなく40年間働き続ける

11 Differences Between Busy People And Productive People

サラリーマンとして働く以上、基本的には月曜日~金曜日朝から晩まで1日中会社に身を置いて働くことになります。

私は世界中の国へ海外旅行に行き世界遺産を制覇することが人生の目標なのですが、サラリーマンをやっている以上、そういった夢を叶えるのは難しい現状があります。

この社会人生活が今後40年も続くのかと思うと、とても耐えられる気がしないですね。

入社した瞬間から、懲役40年を言い渡されたような気分です。

 

仕事が面白くない

これも人によるかとは思いますが、仕事は基本的に面白くないです。

私の友人もほとんどが一流企業に就職しましたが、どの業界にいっても「仕事が面白くない」「転職したい」と言っている人が多く、楽しいと言っている人はごく僅かです。

特に若手のうちは、仕事を能動的に行うというよりは、誰かにやらされて行うので目の前の仕事が「誰のために」「何のために」しなければならないのか感じにくいことが、仕事が面白くない要因だと思います。

 

メリット・デメリットまとめ

大企業に勤めれば、それなりのステータスや給料がもらえますが、そういった安定した生活が苦である人や自分は将来大金持ちになりたいという人は、大企業のサラリーマンには向かないのかもしれないです。

オーストラリアで生活していた時に、現地で仕事をしていた日本人の方に「日本企業には就職しない方がいいよ」とアドバイスを受けていたことを思い出しました。

日本では残業が形態化しています。

定時後には周囲の様子を見て帰りづらい風潮があったり、そもそも定時で帰れる業務量じゃないなど、働き方改革を推進していても日本の残業というのは無くならないと考えております。

オーストラリアでは夕方過ぎにはスーパー含めて様々な店が営業終了するので、「残業なんか誰がするか」という国民性で、そういった文化を持ち合わせているのです。

高校時代をオーストラリアという自由奔放な大地で生活していた私には日本企業の働き方が全く合っていないと感じている今日この頃です。

 

正直、辞めたい

GWで帰省した際に転職活動をしてみる

Considering a Career Change? Here Are 3 Tips to a Successful Job Switch |  CakeResume

今年のゴールデンウイークに東京に帰省したのですが、休暇中にも関わらず仕事の電話が何回も掛かってきたりしました。

もともと企業選びの軸としてホワイト企業であることを一番に掲げていたのですが、実際に入社してみると残業代はきちんと支払われず、ボランティアでの休日対応が多いなど忙しい会社でした。

GW中の電話に嫌気がさし、もう一層のこと転職しようと複数の転職サイトに登録してみました。(転職理由として、東京に戻りたいという気持ちも大きかったのですが・・・)

 

しかし、現実は厳しいものでした。

たった1年程度働いたくらいでは、大手企業から大手企業への転職はかなりハードルが高く、今はベストタイミングではないと思い最終的には諦めました。

また、例え転職できたとしても、今の私には明確にこれがやりたいというのが存在しないため、どこに行っても変わらないと思ったのも、転職を諦めた要因です。

副業が好調

自分は高校生ぐらいから普通のサラリーマンでは終わりたくないと思っており、大学生時代から副業に取り組んでいました。

そのビジネスは自分にとって非常に面白く、休日にそれに取り組んでいても全然苦にはならないです。

収入に関しても本業を超えるぐらい好調になってきているので、このまま継続していけばサラリーマンを辞めることができるのではないかと思っています。

ただ安定性はないので、これ一本で今後も食っていけるかと言われれば自信はありません。今は、貯蓄・投資・副業で自分の資産を増やしていき、ゆくゆくは今の会社を辞めて独立したいと考えております。

 

まとめ

日系大手一流企業の社会人1年目を終えてみて、「あー、人生どこで間違えてしまったんだ」と最近はよく独りで考え込んでおります。

ただ、大企業で働く経験は今後の人生にとって大事な経験だと思って今は日々耐えております。

最近は仕事以外の時間で、日々無気力になってしまっているのでブログの更新もできておりませんでした。(副業も忙しいので・・・)

せっかくアドセンスにも合格したので、少しずつ再開していければと思います。

是非、今後も応援のほど宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

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