今回は、日本でも大人気の英語テスト【TOEIC】に関する記事です。
私は高校3年間をオーストラリアで過ごしてきて、日本の大学に帰ってきてからTOEICを受験している人を沢山見てきました。
しかし、そういった中でTOEIC高得点者なのに英語全然喋れないな?って思ったことが多々あり、TOEICの勉強ってどうなの?ってずっと疑問に思っていました。
そこで今回は、TOEICを学習する上でメリットとデメリットを踏まえながら、英語能力の向上にはあまり意味がないという現実を紹介していきたいと思います。
【あなたは今、何のためにTOEICの勉強をしている?】
TOEICを何で勉強している?
ここで、一つ聞いておきたいのが、あなたは何のために今TOEICの勉強をしていますか?
例えば、「昇進のため」「大学受験で提出するため」「何となく高得点を持っていたい」など事情は人によって様々だと思います。
この点数を次のテストまでに取らなければいけないという、誰かからやらされている人は、TOEICを勉強しなければならない理由があるので続けてください。
ただ、今500点ぐらいだから来年までに700点まで頑張りたい!といった人や、TOEICの勉強をして将来海外旅行や留学した際に少し話せるようになりたい!といった人などはハッキリ言って時間の無駄です。
なぜなら、TOEICの勉強は英語を喋れるようになるものではないし、1年間英語を勉強して500から700までしか上がらなかったのだとしたら物凄く効率の悪い英語勉強をしていることになります。
何が言いたいかというと、TOEICの勉強をしなくても、もっと効率の良い総合的な英語力向上方法があり、それを実践していけばいつかTOEICを受けた時に800点でも900点でも超えるぐらいの英語力が身に着くのです。
必要スコアを取得したらTOEICの勉強はやめよう
私が1週間で200点をあげてみて感じたのは、TOEICはただのテクニックゲーであるということでした。
英語力ももちろん関係あるけど、英語がある程度喋れたり、聞けたりする人でもTOEICをまったくの初見で受験したら600点台ぐらいの点数は全然ありえます。
でも、そんな人はちょこっとテクニックを変えるだけで1週間で200点も伸びてしまうようなテストなのです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
世界ではTOEICは主流ではない
TOEICとは総合的な英語力を図るテストとしてはあまり相応しくなく、TOEICがこんなにも人気なのは日本と韓国だけです。
人気な割に日本のTOEICの平均点が低いので、日本人の英語力はいかに低いかが証明されていますね。
しかし、日本という国はラッキーなのです。
TOEICというL&Rしか能力を測らない英語テストで、受験も就活も昇進もTOEICだけで評価してもらえることができるのです。
もしも、これがIELTSやTOEFLにシフトするようになったら英語を難しいと感じる人は今後ますます増えていくでしょう。
TOEIC900点でも喋れない人がいる!?
これは実体験なのですが、友人でTOEIC900点以上のTOEICオタクがいました。
そして、海外旅行で英語圏に行った際に、友人もTOEIC900点ぐらいあるし大丈夫だろと思って、現地のオプショナルツアーを申し込みました。
当然、英語ガイドでツアー客同士のコミュニケーションも多く英語を多用するシチュエーションなのですが、彼は一切喋ることができず私に通訳をしてくれと頼んできました。
ツアー終了時に話を聞くと、その友人はリスニングはある程度聞けているようでしたが、専門用語や砕けた会話になると全く何言ってるのか分からなかったと言っていました。
つまり、これが意味するのはTOEICだけの勉強をしていたらTOEICの中だけのL&Rスキルしか伸びていないので、総合的な英語スキルは低い状態になってしまうのです。
TOEICのリスニングは遅すぎる
TOEICのリスニングを猛特訓し満点取れたとしても、海外ドラマやCNNのニュースを字幕なしで見ることは不可能です。
TOEICのリスニングはそれぐらいゆっくりで、あの勉強だけをしていたら英語力はいつまで経っても伸びず井の中の蛙大海を知らず状態になってしまいます。
リーディングにおいても、Part5とか5秒で解けるテクニックとかも色んな本で紹介されていますけど、そんなんで解いていくテクニックばかり身について本当に英語力って伸びるのでしょうか?
【じゃあ何すればいいの?】
英語を一切喋れない人でも3か月でペラペラになれる
これはある外国人労働者の話になりますが、彼はメキシコ出身でアメリカで働きたいと国境を超えた人がいました。彼は、英語も一切喋れないのですが、ホテルの清掃員として毎日何時間も働くことになりました。一切英語を話せなかった彼ですが、3か月後にはペラペラになっていたのです。
その理由は、生きるために必死にお金を稼ぎ、毎日何時間も英語環境の下で働いていたことで自然と英語力が身についていたのです。
ここから学ぶことは、英語を中途半端にダラダラ勉強しないということです。
英語を学ぶと決めたら、1年でTOEICの点数を上げるぞ!とかではなく、出来るだけ日本語に触れないように日々を過ごして下さい。
そして、できるだけ短期間でマスターしましょう。
お家留学
家族と暮らしている人などは難しいかもしれないですが、一人暮らしの方はお家の中でも留学しているかのような環境を作ることが可能です。
例えば
・テレビ番組は全て海外のものに切り替える 日本のものは我慢
・iPhoneの設定言語は英語に
・オンライン英会話に自己投資
・日々英語で日記をつける
こんな感じに変えるだけで劇的に変わるはずです。
最近はスマートテレビが普及し、HuluやNetflixでは海外ドラマや映画を英語字幕でみることが可能です。オンライン英会話も月額定額制で安いものが沢山あります。TOEICの勉強をするよりもこっちに時間を使った方がよっぽど効果的だと思います。
知らない英単語が毎日滝のように降ってきて、海外ドラマのようにめちゃめちゃ早いネイティブの会話を聞いていれば、いずれTOEICを受けた際にリスニングがかなり遅く感じるはずです。
ダラダラ英語を学ぶのではなく、自分で英語環境を作り、そこに身を置いて一気に英語力をあげていきましょう。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
決してTOEICで勉強を頑張っている人を批判しているわけではありません。
英語を勉強したいと思うことは素晴らしいことですが、TOEICの勉強は総合的な英語力を上げるという意味では役に立たないのです。
私が紹介したように、日々英語しかない環境を作り、そこで生活していくことで最初は非常に辛いですが(留学だってそう)あなたの英語力は格段に変化していきます。
TOEICの勉強をやめ、本当の英語力をあげいきましょう!