こんばんは、バズーカです!
今回は世界遺産のポートアーサー史跡を訪れたため記事にしていきたいと思います!
【ポート・アーサー史跡】
オーストラリアの囚人遺跡群として2010年に世界遺産に登録されました。
オーストラリアの囚人遺跡群はこのほかにもタスマニア州、ニュー・サウス・ウェールズ州、西オーストラリア州、ノーフォーク島内の計11ヶ所に点在しております。
ツアーは現地ガイドで費用を安く!
ロンセストンの世界遺産、クレイドルマウンテンで利用させていただいたツアー会社と同じTours Tasmaniaを使いました。
料金はホテル送迎全て込々で$108でした。
日本語のツアーだと値段が2~3倍もしてしまうので、日常会話レベルの英語ができれば現地ツアーを選びましょう!
http://www.tourstas.com.au/tours/port-arthur-day-tour/ ←ツアー予約画面はコチラ
朝は少し早め
朝07:25分に宿泊してるホテルにツアー会社のバスが迎えに来てくれました。
クイーンズランド州に住んでいた私は普段暖かい環境で過ごしていたので、タスマニアが夏でも気温が一桁と、ここまで寒いとは思っていませんでした。
でも、南極に近いので当然といえば当然ですね。
タスマニアに留学するのは寒くて生活するのが難しそうなので、旅行で訪れるぐらいがちょうどよいかもしれないですね。
ポート・アーサーに行く前にタスマニア国立公園へ!
タスマニア国立公園で1時間程ハイキングをしました。
海が青く、洞窟が見えたりオーストラリアのアマルフィみたいで非常に綺麗でした。
↑小さな洞窟
【ポート・アーサー到着】
タスマニア国立公園から1時間程ツアーバスに乗り、途中ラベンダー園に寄ったりもしましたが世界遺産ポート・アーサーに到着しました。
ポート・アーサーはオーストラリアの囚人遺跡として世界遺産に登録されているように、元々ここは監獄でした。
脱出不可能のインペルダウンのような監獄
↑海が透き通っているのでサンゴが見えます!!
現地の英語ガイドツアーは1時間おき
ポート・アーサーでは無料のツアーが1時間おき?ぐらいで行われていました。
薄着だったので寒くてガイドの話があまり入ってきませんでした。
ポート・アーサーではオーストラリアの歴史について学べたような気がします。
【歴代3番目に酷い凶悪事件が起きた悲劇の場所】
マーティン・ブライアン
後日談になるのですが、私はツアーに参加する当日の朝、楽しみにしていたのでiPadでポート・アーサーについていろいろ調べていました。
すると衝撃的な過去が。。。
ポート・アーサーは1996年に歴代3位になる凶悪事件が起こった場所だったのです。
1996年 4月28日 (日曜日 )に、最初の事件現場となったカフェ に容疑者マーティン・ブライアントが車に乗って訪れ、当初は外のテーブルに座ってランチを注文して食べていた。
食事が終わると店の客に対し「白人ばっかりだ、ジャップ は少ないな」と言うと、店内に入り黒いスポーツバッグからAR-15 アサルトライフル を取り出して無差別に発砲。
わずか90秒の間に20人の犠牲者と12人の重軽傷者を出したのです。
本来のターゲットは日本人観光客
「白人ばっかりだ、ジャップ は少ないな」の意味は日本人を当初ターゲットにしていたみたいです。
なぜ日本人なのかは容疑者がいまだに動機を語っていないので謎に包まれたままなのですが観光客を狙っていたのでしょう。
結局、日本人は被害にあいませんでした。
容疑者は自閉症だったそうです。
オーストラリアが銃規制となったきっかけの事件
オーストラリアはこの事件をきっかけに銃規制を法律で定めたそうです。
私はこの事件を調べている内に、急に行くのが怖くなりました。
あれから20年近く経ち、起こるはずがないとはわかっていてもそういうことが起こった場所っていうだけで不気味だったからです。
でも、結局ツアーは充実していたので満足してホテルに帰りました。
この事件で犠牲になった方の説明書きと彼らに送る水辺のようなものが作られていました。
皆さんも是非、オーストラリアの悲しい歴史を知ってよりオーストラリアについて学んでみませんか?
P.S タスマニアに行くまでに恐怖体験
ポート・アーサーに行く2日前に、アデレードにいてその後メルボルンで一泊し、翌朝ホバートに到着しました。
このアデレードからメルボルン行きの飛行機(ヴァージン・オーストラリア航空)でとても怖い思いをしました。
メルボルン上空での風が強いためにアデレードを出発する時間が40分ほど遅れました。
そして飛行機がようやく出発して1時間20分後、メルボルン上空の強風は止んでいなかったのです。
着陸しようとすると飛行機がめちゃくちゃ揺れて1回目は地面スレスレで再び上昇し着陸に失敗しました。
ゴーアラウンドになってしまったのです。
それから20分間ぐらい様子を見ながら飛行して2回目にやっと着陸できました。
オーストラリア旅行を始めて序盤の方にこんな飛行機の恐怖体験をして飛行機に乗るのが嫌になってしまったのですが、翌日も飛行機に乗らなければいけないので考えないようにしようと思いました。