【TOEIC300点台だったのに高校留学した!?】
タイトルの通り私の留学前の英語力は壊滅的でした。
TOEICは300点台で、学校でも1番の苦手科目は英語でした。
そのレベルの英語力の人が、留学したというだけで現地でやっていけるのでしょうか?
その答えは「ぶっちゃけかなり厳しい」ということです。
私は留学して1年目はシドニーに住んでいたのですが、英語力ゼロのせいでかなりしんどい経験をしました。
それは、初めて一人でファストフード店を訪れた際のことなのですが、店員さんの英語が全く聞き取れもしないし伝わらな過ぎて、注文を諦めた思い出もあります。
ハンバーガーの注文ぐらいジェスチャーで伝わるだろうと思っていたのですけど、私の英語力では一切通用しませんでした。
ただ、この相手に英語が伝わらないという経験は非常に大事なことだと思っています。
そもそも英語というのはコツコツ努力した人ができるようになる科目だと思っています。
私はそういうのは苦手なタイプだったので、試験前でも問題を解きまくれば理解できる数学の方が、好きであり得意でもありました。
では、そんなハンバーガーすら注文することができない英語力で留学した私は現地生活を経ていくうちにどのように変化したのでしょうか?
留学する前と留学した後で比較していきたいと思います。
【留学してどう変化した?】
では、留学して私の英語力はどのように変化したのでしょうか?
留学する前と後で大きく英語力が変化しているのがわかると思います。
留学する前の英語力
・英検3級 (高校1年1学期で取得)
・TOEIC300点台
・当然喋れない
・高校の英語の成績 10段階中の4
留学した後の英語力(留学して2年後)
・英検は受けてないが、過去問で準1級の試験は余裕の合格ライン
・TOEIC800点台 (試験一週間前の対策のみ)
・現地高校の英語の平均成績15段階中の上から4番目
【英語力は留学前にあるのがベスト】
私の留学した前と後を比較すると、留学前に英語力ゼロでも自然とできるようになってるじゃんと思われた方も多いかもしれません。
結論から言いますと留学前に英語力は必要ないと言えばないです!だから、英語力が一切ないのに留学しても大丈夫かなと不安に思っている方は安心してください。
だがしかし…
ある程度の英語力はあれば、その後の留学生活において多くのメリットがあります。
下のグラフをご覧ください。
横軸の「時間」が留学期間で、縦軸の「結果」が英語力の伸び率だと思ってください。
このグラフを例にすると、英語力がほぼない状態で留学すると急激に伸びるまでの期間が物凄く長いです…
つまり、事前に英語力がない状態で留学するとなかなか英語力が上がったと実感するのが難しいのです。
私も実際にその1人でした。
しかし、ある程度の英語力を持って留学したら、英語力がすぐに伸びるのです!
私は今でこそ英語に自信を持てるぐらいまで成長することができましたが、留学して1年経ったぐらいでは英語が全然伸びないなーと思っていました。
しかし、英語の基礎を身につけ、留学して2年後ぐらいからの最後の1年間はグラフの様に急激に英語力が上がったと思います!
ちょうど良いところで日本に帰国してしまったので、あのままオーストラリアの大学に進学していれば良かったなと少し後悔もしています…
【この記事のまとめ】
英語力がある程度あれば留学しても早く伸びる。
英語力がほぼゼロ状態だと現地で相当苦労します。
留学なんてしなければ良かったと後悔するぐらい。
しかし、その苦しい期間を乗り越えれば一気に伸びるはずです。
留学生活というのは莫大な費用がかかりますが、日本にいる間にある程度の英語力を養っていれば短期間の留学でも大きな効果があります。
今の環境では英語力の成長の可能性をあまり感じることができないという方は、思い切って留学してみましょう!
(注:ただし日本人とつるみ過ぎることや、ジャパニーズレストランのバイトなどの日本と変わらないような環境に逃げてしまうのはNGです)